家計の“見える化ノート”を作る
🧺「ちゃんとしなきゃ」がしんどかった
家計管理って、どうしてこんなにハードルが高く感じるんだろう。
レシートを集めて、数字を入力して、合っているか確認して……。
気づけば「できなかった自分」を責める時間の方が長くなっていました。
きれいな家計簿。
完璧な管理。
毎月ぴったり合う数字。
本当は、そこまで求めていなかったはずなのに。
ただ「お金の流れを知りたい」だけだったのに。
そんな時にたどり着いたのが、
**家計の“見える化ノート”**という考え方でした。
✏️家計簿じゃなくて「ノート」にした理由
見える化ノートは、家計簿とは少し違います。
正確さよりも、把握できることを大切にします。
・1円単位で合わなくてもOK
・毎日書かなくてもOK
・フォーマットが崩れてもOK
目的はひとつ。
「今のお金の状態が、なんとなくわかること」。
ノートにしただけで、
不思議と気持ちのハードルが下がりました。
📖用意するものは、たったこれだけ
・ノート(A5かB5がおすすめ)
・ペン1本
かわいいノートでも、シンプルな大学ノートでも大丈夫。
「続けられそう」と思えるものを選ぶのがいちばんです。
ルールは最初から決めません。
ページも罫線も、気にしません。
整っていなくていいノート。
それが、見える化ノートのスタート地点です。
🪄最初のページは「今の気持ち」
1ページ目に書くのは、収入でも支出でもありません。
・お金について不安なこと
・最近モヤっとしていること
・こうなったらいいな、と思うこと
箇条書きで十分です。
正解も、前向きな言葉もいりません。
「なんとなく不安」
「貯金が減っている気がする」
そんな一言が、あとから大切なヒントになります。
💰収入は「ざっくり」でいい
次のページに、月の収入を書きます。
・給与
・副収入
・その他(手当や返金など)
細かい内訳より、合計がわかることを優先します。
毎月変動があっても、そのまま書いてOK。
「今月はこのくらい入ってくるんだな」
それがわかるだけで、安心感が少し生まれます。
🧾支出は「カテゴリー分け」だけ
支出は、細かく書きません。
まずは大きく分けるだけ。
・固定費(家賃、通信費、保険など)
・変動費(食費、日用品、交際費など)
・特別費(医療、冠婚葬祭、大きな買い物)
金額は、だいたいで大丈夫。
レシートを全部貼らなくてもOK。
「ここに一番お金を使っているな」
それが見えたら、もう十分です。
👀「使いすぎ」より「気づき」を書く
見える化ノートで大切なのは、反省よりも気づき。
・今月は外食が多かった
・疲れているとコンビニに寄りがち
・予定外の出費が重なった
〇×はつけません。
評価もしません。
事実を、そのまま書く。
それだけで、お金との距離が少し縮まります。
🌿1行メモが、いちばん効く
ページの端に、1行だけメモを書きます。
・「余裕がない月は甘いものが増える」
・「家にあるもので十分だった」
・「使ってよかったお金もあった」
数字よりも、
このメモの方があとから役に立つことが多いです。
📅毎月じゃなくてもいい
「月末にまとめる」必要はありません。
・気が向いた日
・お金を使いすぎたと感じた日
・不安になった日
そんなタイミングでノートを開けばOK。
続けるコツは、
やらない日があっても気にしないこと。
🧠ノートは「考える場所」
見える化ノートは、管理のためだけのものじゃありません。
・次はどうしたい?
・減らせそうなところは?
・これは続けたい支出?
答えが出なくても大丈夫。
問いを書くだけで、頭の中が整理されます。
☕書き終わったら、ノートを閉じる
書いたあとは、深追いしません。
電卓も、計算も、いったん終わり。
ノートを閉じて、
「今日はここまで」と区切ります。
お金のことを考えすぎない時間も、
暮らしを整える大事な一部です。
🌱見えると、不安は小さくなる
家計の不安は、
「わからない」ことから大きくなります。
全部わからなくてもいい。
完璧じゃなくていい。
少し見えるだけで、不安は軽くなる。
それを教えてくれたのが、このノートでした。
✍️今日のヒント
・家計管理は「正確さ」より「把握」
・ノートは整えなくていい
・気づきを1行書くだけでOK
今日、ノートを1冊用意する。
それだけでも、十分な一歩です。
ゆっくりで大丈夫。
お金とも、暮らしとも、少しずつ仲良くなっていきましょう。

