お掃除術

掃除を始める“きっかけ習慣”

掃除をしようと思っても、体が動かない日ってありますよね。
やらなきゃと思いながら、ついスマホを見たり、コーヒーを淹れたりしてしまう。

わたしも以前は「気が向いたら掃除するタイプ」でした。
でもその“気が向く”タイミングは、なかなか来ないもの。
それならいっそ、「気分」ではなく「きっかけ」で動く仕組みを作ろう。
そう思ったのが、わたしの「きっかけ習慣」の始まりでした。

ここでは、習慣の心理を少しだけ取り入れながら、
実際にわたしが“掃除スイッチ”を入れやすくなった習慣を紹介します。


🍃 動作のついでにスイッチを入れる

行動科学では、「新しい習慣はすでにある行動にくっつけると続きやすい」と言われます。
この方法は「習慣の連鎖」や「アンカリング」とも呼ばれています。

たとえばわたしの場合、
・歯を磨いたら洗面台を拭く
・帰宅したら玄関マットを整える
・朝コーヒーを淹れたらコンロ周りを軽く拭く

こうした“動作のついで掃除”を決めてから、
掃除が「特別なこと」ではなく「日常の一部」になりました。

以前は「掃除を始めるぞ!」と意気込んでいたけれど、
いまは「何かのついでに手を動かしているうちに終わってた」という感覚です。

小さく、さりげなく。
“準備なしでできる”からこそ、心のハードルが下がりました。


☕ 香りや音でやる気モードに切り替える

心理学では、五感の刺激が「行動のトリガー(引き金)」になることが分かっています。
特に嗅覚と聴覚は、感情や記憶と深く結びついているんです。

わたしの掃除スイッチは、香りと音。
ティートリーの精油を数滴垂らしたアロマストーンをデスクに置くと、
「よし、動こうかな」という気持ちに自然と切り替わります。

また、掃除の時だけ流すお気に入りのプレイリストもあります。
少しテンポのある曲をかけると、気分が上向いて手が動く。
「この曲が流れたら掃除を始める」と脳が覚えてくれるので、
だんだん“自動的に動けるモード”ができていきます。

最初は無理に動こうとせず、「香りを感じる」「音を聴く」ところから。
自然にスイッチが入る日が増えていくはずです。


🕰️ 3分だけと決めて始める

「やる気が出たら始めよう」では、いつまで経っても動けません。
心理学的にも、“やる気”は行動したあとに出てくるもの。
だからこそ、「まず動く」が一番の近道です。

わたしは、“3分だけ”を合図にしています。
・床のホコリをさっと取る
・洗面所の鏡を拭く
・キッチンの排水口を洗う

どれも3分以内で終わること。
不思議なもので、3分経つと「もう少しやろうかな」と気持ちが乗ってくるんです。

これは「作業興奮(作業を始めると脳が活性化して集中力が上がる現象)」と呼ばれます。
“始めること”さえできれば、自然とエンジンがかかる。
だから、完璧を目指さずに“まず3分”を合図にするといいですよ。


🌸 朝・夜どちらかに整え時間を固定する

「習慣はタイミングを決めると続く」と言われます。
時間を固定することで、行動が“ルーティン化”されるからです。

わたしは、平日の朝7時前後に「5分整え時間」をとっています。
窓を開けて空気を入れ替え、洗面台を拭く。
これだけで、「今日も気持ちよく始められた」という感覚が生まれます。

夜にやるなら、1日のリセットとして。
寝る前にテーブルを片づけ、シンクを空にする。
朝起きたときのすっきり感が違います。

朝型か夜型か、自分に合うリズムを見つけることがポイント。
続けやすい方を選んで「一日の終わり(または始まり)に整える」を習慣にしてみてください。


🌿 ごほうび感覚で終わりを気持ちよく

掃除を「苦手なこと」から「心地いいこと」に変えるために、
わたしが意識しているのは“終わりの余韻”です。

・掃除が終わったらコーヒーを淹れる
・アロマを焚いて深呼吸する
・「今日もできた」と手帳に〇をつける

脳は「気持ちよかった体験」を繰り返そうとします。
つまり、ごほうびを組み込むことで“続く習慣”に変わるんです。

小さな達成感をちゃんと味わうことが、
“次もやってみよう”につながります。


💭 わたしが変われたのは、完璧をやめたから

昔のわたしは「どうせやるなら徹底的に」と考えていました。
だから、やる気がない日は何もできない。
「できない自分」に落ち込む日もありました。

でも、ある時ふと気づいたんです。
掃除って、積み重ねでしか結果が出ない。
だから“完璧な1日”より、“ちょっと動けた日”を増やす方が大事なんだと。

3分掃除を続けるうちに、気づけば散らかりにくくなり、
部屋を見渡すたびに「ここちいいな」と思える時間が増えました。
掃除のきっかけを増やしただけで、暮らし全体が軽くなった感覚です。


✨ 今日のヒント

掃除のやる気は、待っていても来ません。
けれど、“きっかけ”をつくれば自然と動けます。

・いつもの動作にくっつける
・香りや音を合図にする
・3分だけ動く
・時間を決める
・終わりにごほうびを

どれも小さな工夫だけれど、
その積み重ねが「整う暮らし」を育てます。

完璧を目指さなくていい。
あなたの“きっかけ”が、今日の心を少し軽くしてくれますように。

ABOUT ME
秋山チャチャ|シンプルに整え隊
暮らしを整えるのが好き。 片付けや掃除が苦手だったけれど、少しずつ工夫するうちに「整えるって、気持ちいいな」と感じるようになりました。 このブログでは、がんばりすぎずに続けられる片付け・掃除のコツをやさしくまとめています。 心もおうちも、すっきり軽く整えたいあなたへ。

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