一度で片付けない“分割掃除”のすすめ
🌿 ずっと片付かないのは、「一気にやろう」としているからかもしれない
「今日は全部やるぞ」と思って始めたのに、途中で疲れてやめてしまう。
気づけば、手をつけた場所が逆に散らかってしまって落ち込む――。
そんな経験、きっと誰にでもあります。
わたしたちがつまずく理由の多くは、**家全体を一度に整えようとする“理想の掃除”**を目指してしまうから。
けれど毎日やることの多い暮らしの中で、それはとてもハードルが高いことなんですよね。
だからこそ今日は、
「一度で片付けない」ことを前提にした“分割掃除”という考え方をやさしくまとめます。
小さく区切ることで、気持ちも行動も軽くなる。
散らかっていてもため息をつかずに、今日できるところに手を伸ばせるようになる。
そんな“整え方”のお話です。
✨ 分割掃除とは?
分割掃除は、名前のとおり 「掃除を小さく分けて進めるやり方」。
-
一度で終わらせない
-
完璧を目指さない
-
できたところだけ整える
-
途中でやめてもOK
この4つを前提に、
「1エリア」「1動作」「1アイテム」などに細かく区切って進める方法です。
例えば、
-
床全体 → 今日は“キッチン前だけ”
-
キッチン棚 → “上段だけ”
-
リビング → “テーブルの上だけ”
-
クローゼット → “ハンガー10本だけ見直す”
こんなイメージ。
すべて完璧にしなくていいから、手を伸ばしやすくなるのがいちばんのメリットです。
🧠 分割掃除のいいところ
① 気力が少ない日でも取りかかれる
「全部片付けるぞ」は体力と気力の両方が必要。
けれど“分割”なら、エネルギーが少ない日でも動けます。
疲れていても
“テーブルの上を5分だけ”
“玄関の靴を3足そろえるだけ”
なら、不思議と手が動きます。
② 中断しても散らからない
従来の「今日は全部やるぞ」方式だと、途中でバタッと疲れて放置してしまいがち。
分割掃除は途中でやめてもOK。
“今日やった分は完成”になるので、達成感が残るのも嬉しいところ。
③ 習慣になりやすい
小さく区切るから続きやすく、
続くから「整った状態」が自然と保たれるようになります。
“一気に整える日”より
“ちょこちょこ整う毎日”のほうが、暮らしの負荷は確実に軽くなります。
🧺 分割掃除のやり方(やさしい3ステップ)
① “場所”を小さく切る
大きなエリアを細かく切ります。
-
リビング → テーブル・テレビ台・ソファまわり
-
キッチン → シンク前・コンロ横・冷蔵庫上
-
玄関 → 靴箱の上・床・傘立て
“どこを整えるのか”を明確にすることで、迷いがなくなります。
② “時間”で区切る
「5分だけ」「10分だけ」と決めるのも効果的。
時間を区切ると、
“全部できない罪悪感”より“今日はここまでやれた”という手応えが勝ちます。
③ “動作”をひとつだけにする
「捨てるだけ」「拭くだけ」など、動作をしぼります。
-
食器棚→“コップ類だけ見直す”
-
洗面所→“タオルを入れ替えるだけ”
-
キッチン→“調味料の賞味期限だけチェック”
動作をひとつだけにすることで、負担がグッと軽くなります。
🪞 毎日の暮らしに取り入れるコツ
🍃 ① 最初に“ハードルの低い場所”を選ぶ
達成感が出やすく、毎日続けやすい場所から始めるのがポイント。
おすすめは
「玄関」「テーブルの上」「洗面台」
この3つは変化がわかりやすいので、整う実感が早いんです。
🍃 ② 使い捨てウエスを常備しておく
ちょっとした汚れをすぐ拭けるので、分割掃除と相性抜群。
着古したTシャツやタオルをカットしてストックしておくと、気軽に拭き掃除ができます。
🍃 ③ 片付け道具の“定位置”を決めておく
-
コロコロはリビングの足元
-
ウエスはキッチンの端
-
除菌スプレーは洗面台下
道具を取りに行く距離が短いほど、ちょこっと掃除しやすくなります。
🍃 ④ 誰かと比べない
SNSで見る「完璧なおうち」は、その人の暮らしの一部分。
わたしたちはわたしたちのペースで大丈夫。
“毎日ちょっとだけ”の積み重ねは、誰の暮らしにもフィットします。
🧼 シーン別・分割掃除のアイデア集
🌟 リビング
-
テーブルの上だけ片付ける
-
ソファの上のクッションを整える
-
床の一角だけコロコロ
-
テレビ周りのホコリをはらう
🌟 キッチン
-
シンクの水気だけ拭く
-
コンロの油はねをその場で取る
-
使い終わった調味料をしまう
-
食器棚の“コップだけ”を見直す
🌟 玄関
-
靴をそろえる
-
玄関マットをはたく
-
傘立ての水滴だけ拭く
-
鏡をひとふき
🌟 洗面所
-
洗面台の縁だけ拭く
-
排水溝のゴミを取る
-
タオルを新しいものに替える
-
使っていない化粧品を1つだけ処分
💭 散らかる自分を責めないで
散らかってしまう日があっても、それは“だらしなさ”ではなく、
今のあなたが忙しく、頑張って生きている証拠です。
掃除は生活の一部。
整える日はあっていいし、
整えられない日があってもいい。
分割掃除は、そんな“波があって当たり前の自分”にやさしい方法です。
🔔 今日のヒント
一度で片付けようとせず、「今日はここだけ」をひとつ決める。
終わらせることより、手を伸ばせた自分を大事にする。
その積み重ねが、暮らしの軽やかさにつながっていきます。

