リベシティの学びから始まった“整える”時間
リベシティで暮らしとお金の学びを深めるうちに、
「モノを持つことのコスト」と「手放す勇気」について考えるようになった。
そんな中で気づいたのは、本のために生活スペースを小さくする必要は、もう今の時代にはないということ。
電子書籍の技術が進化していて、紙のページをめくらなくても、
スマホひとつでいつでも本を開けるようになった。
“読む”という行為の自由度が上がった分、
「紙で持っていなければならない」という思い込みを、少しずつ手放していった。
本棚を手放すという選択
思いきって本棚を整理してみたら、合わせて300冊もの本が出てきた。
驚くほどの量に、どれだけ“溜め込んで”いたかを思い知らされた。
中には、いつか読むと思ってそのままだった本や、
過去の自分を支えてくれた思い出の一冊もあった。
けれど、今の自分にとって必要な本は、
もうほんのわずかでいいのかもしれない。
「また読みたい」「手元に置きたい」と思えるものだけを残したら、
心の中にも風が通ったように軽くなった。
ペーパーレスで暮らしを整える
本と一緒に、いらない書類も整理してみた。
結果は──ゴミ袋3つ分。
これまでどれだけ紙を溜め込んできたかを、
袋の重さで感じた。
リベシティで学んだペーパーレスの考え方も、
今回の整理に大きな影響を与えてくれた。
「紙でとっておかない」「データで管理する」──
そう決めると、必要な情報がすぐ見つかるようになり、
頭の中まで整理された気がした。
“ときめくもの”だけに囲まれて
本棚を手放したことで、本を選ぶ基準も変わった。
これからは「本当に必要なもの」だけを迎えて、
“ときめくもの”に囲まれて暮らしていきたい。
空いたスペースには、静かな余白が生まれた。
それは新しい習慣やアイデアが入ってくる場所でもある。
次に手をつけるのは靴箱。
またひとつ、自分らしい暮らしに近づけるように、
少しずつ整えていこうと思う。