家計を見える化したあと、「あとは行動に移すだけ」と思っても、
なかなか一歩が踏み出せないことってありますよね。
数字で支出を把握しても、どこから手をつければいいのか迷ってしまう。
そんなときは、小さな実践から始めるのがおすすめです。
今回は、リベシティで学んだ「行動に落とし込む」考え方をもとに、
サブスクの見直しを例に“貯める力”を育てるステップを紹介します。
行動に落とし込む3ステップ
① 気づきを具体的にする:サブスクを見直す
家計の中でも、気づかないうちに積み重なっているのがサブスク費。
音楽、動画、美容、アプリなど、少額でも毎月の支出になるものが多いですよね。
まずは次の3つのステップを試してみましょう。
1️⃣ 満足度を5段階で評価する
「使っている頻度」「楽しさ」「生活への影響」をそれぞれ5段階で自己評価。
→ ほとんど使っていないものや、惰性で続けているサービスに気づけます。
2️⃣ 1つだけ解約してみる
気づきを“行動”に変えるには、まずひとつ手放してみること。
全部をやめようとすると心が追いつかないので、小さく始めるのがコツです。
3️⃣ 心の満足感を振り返る
数日〜1週間たって、「意外と平気」「むしろスッキリした」と感じたなら、
それは“浪費を減らす一歩”が踏み出せたサイン。
もし少し寂しさを感じたなら、「その寂しさを満たしていたものは何か」を
考えることで、お金と心のバランスが見えてきます。
② 習慣に組み込む:定期的に見直す仕組みをつくる
行動を続けるためには、「忘れない仕組み」が大切です。
たとえば、毎月の給料日や月初に「サブスク見直しタイム」を5分だけ設ける。
スプレッドシートや家計簿アプリにメモするだけでもOK。
無理なく続けられる仕組みを自分なりに整えましょう。
③ 成功体験を小さく積む:できたことを認める
「今月は1つ手放せた」「300円節約できた」など、
小さな成功をちゃんと“認める”ことが、行動を続けるエネルギーになります。
節約は我慢ではなく、自分の暮らしを整えるための選択。
そう思えると、貯める行動が自然と習慣になります。
まとめ
見える化は「気づく力」、行動は「変える力」。
どちらもそろって初めて、“貯める力”が育っていきます。
サブスクの見直しという小さな一歩から、自分らしいお金との付き合い方を
見つけていきましょう。