朝の光がくれる“リセット”の時間
朝、カーテンを開けて差し込む光を見ると、それだけで心がすっと整う気がします。
まだぼんやりした頭のまま、柔らかな光を浴びながら深呼吸すると、「今日も始まったんだ」と小さなスイッチが入る。
以前の私は、ギリギリまで寝て、急いで支度をして、気づけば一日が始まっていた。でも、そんな日々を続けるうちに、心も体も少しずつ疲れていったのです。
ある朝、ふと「少し早く起きてみよう」と思い立ち、5分だけ早起きしてカーテンを開けてみました。
その瞬間の光の温かさに、胸の奥がじんわりしたのを覚えています。
たったそれだけのことで、なぜか1日の始まりが穏やかになり、心にも余白が生まれました。
光を浴びることで、心も整っていく
朝日を浴びることは、体内時計を整える大切なサイン。
眠っていた脳が「おはよう」と動き出し、自然と気分が前向きになるのを感じます。
カフェインよりも優しい、自然のエネルギー。
朝の光の中でコーヒーを飲む時間ができてからは、不思議と焦りが減りました。
“やらなきゃ”より“今日もやってみよう”という気持ちに変わっていったんです。
たぶんそれは、太陽の光が「大丈夫、また始められるよ」と静かに教えてくれるから。
1mmだけ、前に進む朝の習慣
朝日を浴びる時間は、たった数分でも十分。
窓を開けて、空を見上げるだけでも気分が変わります。
特別なことをしなくても、光を感じるだけで、自分の中の小さな歯車が動き出す。
毎日の暮らしの中で、うまくいかない日や心が沈む日もあるけれど、
朝の光を浴びると、「今日も大丈夫」と思える瞬間があります。
そんな小さな変化が、気づけば生き方をやわらかくしてくれるのかもしれません。
結びに
朝日を浴びる習慣は、“自分を整える”シンプルな方法。
カーテンを開けるその一瞬が、心をほどき、未来へのエネルギーをくれる。
1mmだけでも、暮らしを動かしたい——
そんな私にとって、朝の光は、いま一番やさしい味方です。